2016年5月11日水曜日

若葉一丁目、惣領付近を見た熊本地震の傷跡


上の地図は若葉、中惣領付近でまだ九州道を越していない。 越した付近から被害が目立ち始める。右下に流れる川が問題のようだ。 当然長い年月をかけて作られた地質が柔らかく地震の揺れに問題が出来たのではないか?


これは幹線道路に面した小さな病院で現在は使われていないようだ。 見ると基礎部のあたりに亀裂が入り危ない状態に見え、規制線が張られていた。


この様な多分、耐震基準が強化された以前に作られたコンクリートの小さな病院にこの様な現象を結構見ることが出来ました。 地震の震度の強さが建物の中にサッシが飛んだり、ヒビがはいったりしていた。


場所がわかりにくいのでこの近辺にある、電柱や、信号の上下にある場所の記録で地域の名前を覚えることができた。


この近くにアーケード街があるのだが、珍しい現象をみた。 この地震で大きな店舗の被害をあまり見ることはできなかったしかし、裏道に入るとスーパーの壁面が大きく崩れて道路に崩れ落ちていた。


内部の崩壊が見える。 地震の振動に揺られて2回目の大きな地震で内部のものが崩れて出てきたようだ。


大型のスーパーや商業施設は鉄骨を組んで外板,内板をはめたり付けたりして作られるので、振動や津波で被害をうけたのをたくさん見ている。 熊本では初めて大型店舗の被害をみた。


このあたりは外観より内部の揺れのためか廃棄物が結構多く出ていた。 これは大型店舗の廃棄物か?


この大型店舗の一部崩壊が街のアーケードの柱を破壊して雪崩落ちて来ていた。


これはビルの壁面でも壊れたのだろうか、大きなブルーシートがかけられていた。


外に出てみると道路沿いの古い店舗に倒壊は免れたものの、変形や傾きが見られ、生活に影響が出そうな家屋が結構見えた。


このように外側の壁の崩落が見られるが、日本の建築はやはり壁や外板が薄いなといつも感じさせる。 骨組みを作り外いたを貼り付ける構造だから、なにか震災があるとすぐそのぼろが見えてしまう。


今回の地震で出た家庭内の廃棄物。 震災の振動で家の中で倒れたり落下して使えなくなったものや、今回の地震で、思い切り捨ててしまおうと決心ができた廃棄物たちだろう。 東北の震災では津波の影響が大きく、ヘドロで汚されたかず多くの廃棄物が山積みされていたが。


このように現代の日本家屋は外板がものすごく薄く、(コストダウンと軽量化、簡単に作れる)震災や、天災で大きく崩れてしまう。 多分20mm位の耐火ボードだろう、多くのヒビが入ってしまった。

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