2016年5月13日金曜日

益城町に入って最初にみたショック 倒壊家屋が歩道上に落下していた。




益城町に近づきショックを受けたのは道路に倒壊した家屋が目に飛び込んできた時である。完全倒壊ではないが二階の部屋が屋根の重みと揺さぶられによって道路側にずれ落ちたようだ。


今までの日本の地震は本震が起きるとその後は小さな地震で収束するのが常識だったが、今回は本震と思われた大きな地震後に震度7.3の巨大地震が後を追って襲い多くの建物が倒壊した。


ご覧のように重い瓦が本震振動でドミノ倒しのように家屋と共に落下してしまったようだ。 この様な古い伝統的な瓦を葺いた日本家屋の倒壊が今後の移動によって明らかになります。


ここは何でしょう? 住宅それとも店舗建築? 上の日よけと外板は、日よけのテントが落下した時にその重さに耐え切れず外板とともに落下したようだ。


近くにあった墓地も大きな被害をうけていた。 多分墓石に補強の金属が入っているのだろうか落下してしまわずに途中で止まってしまった。


これも同じように途中で落下を停めて止まった墓石だ。 これらは東北地震を思い出す。 東北では津波が入って来てあの重い墓石やその他の石まで津波が押し流しめちゃくちゃになった墓地を石巻でみた。


このあたりは地震の振動でジャンプしたのだろうかそれとも落下した墓石なのだろうか? 面白い現象が起きていた。 重さだけで構成される墓地はやはり補強材を入れて補強すべきだろう。


この墓地は本当に地震の振動でかなり被災していた。



墓石も途中で外れたり、あるいは石が折れてしまったり、ごちゃごちゃに墓地がひっくり返っていた。 東北大震災では、大槌町でも墓地の倒壊が目立った。 ここは火災も発生し墓地もその影響をうけていた。


これは上の墓地から落下してきた墓石の一部だろう駐車場まで落下していた。


近くの住宅も家全体が傾き修復不能だろう。 震源地に近ずくに従って被害が目立ち始めた。


一般の住宅だが、多分耐震基準が強化される以前の建物のように見える。鉄骨やモルタル壁面に多くの被災が見て取れる。 

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